BILLIKEN
CREATORS
OSAKA

Billiken looking up

Material : いぶし瓦製

PROFILE

ONI-SI kumi

Occupation: 鬼師

Activity base: 愛知県

Web Site

CREATOR'S COMMENT

鬼師kumiは三州瓦の産地で神社仏閣の鬼瓦を製作している女性鬼瓦職人です。神社仏閣の鬼瓦は大きく、重たく男性職人の社会で、大きな鬼瓦を作る女性の鬼師は全国で2人です。平成12年に岩月秀之に師事し、現在までに500棟を超える神社仏閣に鬼瓦を納入しました。近年はオリジナルブランド「鬼師kumiの瓦人形」なども展開しています。鬼瓦は古代より国、地域、家、人々の安寧と幸福を願う想いが込められ屋根、玄関などに飾られてきました。科学が発達した現代においても人々は心の安らぎを様々な粘土モノ(沖縄のシーサー、京都の鍾馗、招き猫など)に求めています。コロナ禍、ウクライナ問題、物価高と混沌とした世界情勢の現在、心が安らぐようにビリケンさんの顔を上向きにしました。色は1400年前に大陸から伝わった製法で付着した炭素被膜によって「いぶし瓦色」に発色しています。このいぶし瓦色は手などで撫で続けると黒地に変色する特性を持っています。故に「撫でると黒字になる」大変縁起のよいビリケンさんです。上向きビリケンさんで「あなたを元気に」、「大阪を元気に」、「日本を元気に」、「世界を元気に」にしたいと思っています。