BILLIKEN
CREATORS
OSAKA

魚が海のマイクロプラスチックを食べてしまっている現代の問題を表現しました。
魚の体の一部をアルミ缶の欠片であったり、魚の群れの顔をラメパウダーで隠すことで海の汚れを表しています。
海の中に浮かんでいるゴミそのものを描くより隠喩的で印象的な表現となるように心掛けました。
ビリケンさんは海の底深くに沈み潜んでいる様子にしました。作品の中心であるビリケンさんは立体で表現し魚たちに負けない存在感が出せるように工夫しました。
表現する素材はあえて海の中のゴミに近い成分の物を使って表現する事に重きを置きました。この先きれいな魚の全身を描けるようなくらい海のゴミがなくなっているといいなと思います。